金魚鉢

水槽のなかみです

キューティーミューティー

 

 

本日!!!ふみふみこ先生からサイン本が届きました!!

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もうね、神…はあ神…明日も学校頑張る…って言いながら舐め回すように見つめ倒しました(四葉ちゃん舐めたかった)

お願いしてから届くまでが本当に早くてふみふみこ先生には感謝しかないです…家宝にします…🙏🙏

 

以下みんな読んでね!!っていう感想と諸々です。

 

 

キューティーミューティー、さすがふみふみこ先生といった具合で終始絵柄が可愛いです。あとえろい。可愛い。

ただ可愛いだけじゃなくてほんわかした絵柄なんですけれど、それと下手をしたら不協和音を奏でかねないダークな内容が見事にマッチして独特の世界観となっています。毎度のことながら見事としか言いようがない…すごい…。

 

当たり前にある女子中学生としての日常をみんなで共有してるんだけど、それとは裏腹に個々人で不穏を抱えてたりしてその薄暗いものがじわじわとにじり寄ってくるのが恐ろしくもあり面白くもあります。

誰にだって隠してることはあってそれでもみんなでいればそれは ありきたりな ふつうな 日常。でもその日常にヒビが入ってどんどん亀裂が大きくなっていく感じ。

 

人ってみんな秘密はあると思うし実は当たり前って当たり前じゃないんだよなって思わされたりしました。
当たり前ってすごくない?わたしはすごいと思う。

 

推しは四葉ちゃんなんですけどなんかもう…もう…(言葉にならない)

帯通り可愛い子がつらい目に遭うので僕は…ぼくは……。  

サインが四葉ちゃんで狙って頂いたのか偶然なのかわかりませんが本気で死ぬほど嬉しかったです。先生を崇め奉る所存。

 

そんなわたしのおすすめのシーンはやっぱり一巻ラストの部分です。

悲しいんだけど、四葉ちゃんがきれいで、可愛くて、涙が出ました。本当にふみふみこ先生には心を抉られる…。褒めてます…。

 

実際に読んで色んなことを感じてほしいからネタバレしないように…!と思って感想を書いてるんですが難しいですねこれ。

何を語ってもネタバレになっちゃいそうで。

 

正直この話は一巻も面白いけどきっとラストまで読んで初めて本当に"面白かった"って言える作品だと思います。

色んなところに伏線があって、それを全部回収しきってこの平穏な日常が一体どこへ辿り着くのか。それを見守りたい。そんな作品です。(だからみんな買ってね)

そんなわたしは発売日にしっかりゲットしていたのでサイン本は観賞保管用にしたいと思っております。

 

 

昨今の印刷事情というか発行事情?に関してなんですが、最初の発行部数を削った結果Amazonなどネット通販で売り切れが続出し本当に欲しいひとの手まで行き渡らないということがままあるそうです。

在庫がない、倉庫にもない、でも販売部数はうまく伸びないから増版もかからない。そういったことの重なりで打ち切りになってしまうものもあるようで、それはとても悲しいことだと思いました。

欲しい人がいて、売りたい人がいて、なのにそれがうまく噛み合わなかったせいで本来読めるはずだった続きがなくなるのはつらいです。

 

そこで光明となるのが電子書籍です。

データなので売り切れはありません。つまり販売実績がいくらでも伸ばせるということですね。

やっぱり本は実物がほしい、という方も最近は帯の情報まで入っていたりして実際の本とも遜色ないそうですので是非一度購入してみて頂けませんでしょうか。

 

今回キューティーミューティーの感想を書かせていただいて、強く思ったのが続きを読んでまた感想を書きたい、です。

キューティーミューティーに限らず、いま読んでいる漫画がきちんと続いていってほしいと思いました。

それはわたし一人の力では実現不可能なことです。

 

いまは無料でも漫画が読める時代です。もしかしたら漫画は読むけど買わないというひともたくさんいるかもしれません。けれど読むだけじゃ連載は続いてくれないんです。

わたしたちは資本主義社会で生きています。どう足掻こうとお金の問題がつきまといます。

 

どうかこのブログを読んだ方がキューティーミューティーを手にしてくださりますように、並びに好きな作品がある方は購入し、できれば感想なども書き応援していただければと願います。

 

 

ではでは!

 

 

 

 

ぼくらのへんたい

 

ぼくらのへんたい』がKindleで全巻まとめ買い30%オフだったので思わず買ってしまいました。ふみふみこ先生好き。

3人の女装男子が恋愛だったり思春期らしい悩みと女装という異質なものを通じての自分と葛藤しながら成長する話です(たぶん)

ふみふみこ先生らしい可愛い絵柄と女装男子というキーワードがとても生き生きとしている本当におすすめしたい作品です。女装好きとかじゃなくても単純に自分とは?という部分がとても面白いので大丈夫だと思います。

 

いろんな意味で登場人物が変態していくわけなんですが、中でも推したいのがトモち。

トモちはメインの3人じゃないんですけど最初中学に女装して来ていたものの、途中から‘似合わなくなった’という理由で女装をやめる男の子です。女装してたけれど別に男が好きとかいうわけではなく、かと言って男を好きにならないとも言い切らない。男とか女とかどーでもよくない?っていうスタンスなんですが結構登場人物が変わっていくなかでトモちは一貫してるんですよね。一貫してイケメンという…。

もうとにかく読んでる間中トモち…抱いてくれ…って感想しか出てこないくらいには好きです。読んでだいぶ落ち着いたので感想を書こうと思ったのに結局語ってるくらい好きです。

詳しくは読んでくれとしか言いようがないんですけど作中でいい意味で変わらないキャラクターって本当にレアなので他の変態していく子たちと比べても面白いと思います。

 

自分ってなんなんでしょうね、ってこの作品を読むと思います。

わたしはいま女として存在していて、ちゃんと自己認識も女なんですけど昔は望めばちんこ生えると思ってました。主人公のまりかがいつかちんこは取れると思ってたのと逆にわたしは生えると思ってました。

まあ生えないんですけど、それで結局自分が女なことを認められたから違和感なく生活できててよかったなあと。でもやっぱりあんまり考え方とか女らしくないって言われるから男のが良かったかもね。しかしこんなメンヘラな男は嫌だ…。

 

自分というものを構成しているものがたくさんあって、それはみんな違うもので男とか女とかそれだけで決まるものじゃないっていうことを学んでいく作品だと思うんですけどそれって普通のひとでもわかってても難しいことだと思います。

わたしはわたしでしかいられないけど、要素だけなら他の人と被る部分ももちろんあって、そこを共有したりして生きてるんだと考えてる。ただたくさんの要素がこのように集合したらわたしになるしそれは被らないんだと。

 

自分を認めるってすごい労力のいることなんですよわたしにとって。他の人にとってはどうか知らないしもしかしたらそんなこと考えなくても生きていけるのかもしれないけどわたしは考えずにいられないという話。

わたしは自分が嫌いでどうしようもなくてその主要な原因はデブであることなんですよね。まりかがどうしようもなく男な自分が嫌なのと同じようにわたしはデブである自分が嫌なんです。

まあデブは頑張ればなんとかなるだけマシというか頑張れない自分が尚更嫌いというか。

とにかくわたしはわたしが嫌いで、でも生きてて、なんとか前に進まなくちゃいけないんです。主人公にはなれないけど自分の人生の主軸は自分でしかありえないから自分が変わらなきゃどうしようもないんです。変態しなくちゃ。

 

最近ダイエットをしていて、そこはかとなくじわじわと痩せてはいるんですけどそんなんじゃ足りねえんだよこちとら自分が嫌いすぎて死にそうなんだよってなってます。

でも一日で10キロは痩せないし一日一日を積み重ねていくしかないんだと思います。そしてその積み重ねがいまの自分。

 

楽な方に流れるのは簡単だし、つらいことや苦しいことからは逃げたくなるけど逃げたツケは結局自分が払うことになる。

別に太ってても気にならないし〜ってひともいるかもしれないけどわたしは気になるから。めっちゃ気になるから。

というか体重だけの話じゃなくて人間関係とか自分の能力とかそういうものもいまの自分が未来の自分を決めていってる最中なんだと思うからみんな他人事じゃないはずなんですよ。

貧乏でも孤独でも馬鹿でも醜くても平気ってひとがいたらそれはそれでもう人間じゃないと思います。

 

まとめたら今日も頑張ろう!!ぼくらのへんたいはいいぞ!!!ってことですさらば。

 

一人交換日記を読んで

 

永田カビ先生の一人交換日記を読んだので感想、ではなく思ったこと

 

とりあえずひとつ目、わたしも寂しすぎて寒くなることあります。

と言ってもカビ先生ほど長引くわけではなくてそれはふっと夜中に訪れて大抵寒すぎてガタガタして寝て朝になって寂しくなくなると治ります。

 

なんていうかもうこれはどうしようもないのかな〜嫌だな〜と思うんだけど、わたしはわたしを愛せなすぎて他人への要求レベルがすごく高い。

でも誰にでも要求したら周りの人がいなくなるのもわかっていて結果として恋人に全部のしかかるわけなんだけども、それが重すぎて大抵のひとは潰れる。潰れないひとはわたしのことを真摯に見てくれてないか、異様なくらい許容範囲が広いかどちらかしかない。

 

寂しいからつらいから苦しいからを言い訳にして他人の優しさとか好意を食い潰してはいけないとちゃんとわかっているのにわかってないところが本当にだめだと思う。

ていうか本当自分の嫌なところばっかり知ってるし考えてるから自己肯定感がなくてこういうことになってるってこともわかってるのにここはだめあれもだめがやめられないところだめ!!

 

わたしは前の旦那といたとき生活に余裕がなくて寂しいみたいな自分の感情と向き合う時間がなかったことで楽だったけどそれはそれでなんていうか精神に余裕がなかった。

あと頑張れる自分の範囲を大幅に超えてた。

一人交換日記のなかで、自分の限界を超えて無理した分は利子付きで未来の自分が払う羽目になるということが書かれていたんだけど今まさにわたしは利子を払っています。つらい。

何をしててもどこか満たされないし基本的につらいし苦しいし寂しいしなんかもうつらい、全体的につらい。数年やめてた自傷をするくらいつらい。あとフランクに自殺未遂するくらいつらい。未遂を繰り返してるうちに死ぬんだろうなと思いながらODしても首吊っても車に撥ねられても生きてます。人間は図太い。

あと最近爪噛んだり唇の皮はいだり指の皮剥いたり髪の毛抜くのも自傷って知りました。コンプリートしてた。

 

寂しいから愛されたいと思うんだけど、愛してないと愛されても寂しいということにわたしも長年気付けずにいました。

昔のわたしはとにかく誰でもいいから付き合ってたしおかげで彼氏が途切れることはほとんどなかったんだけど常に寂しくて自分が生きてることを誰かに許されたい本当は生きていてはいけないのではないかという強迫観念に駆られていました。

愛してないんだから当然満たされないのにひとりで足りないなら他も足せばいいのではとかあほなこと考えてワンナイトを繰り返したりしてた。いま、本当にいま考えたらそんなわけねーだろあほかよって感じなんだけども。

あとたぶん浮気するのも自傷だと思う。天性の浮気性だったらたぶんずっとしてると思うんだけどわたしが浮気するのすごいつらいときだけだから。これで嫌われたら死のうとか罵倒されて自分に相応しく傷付きたいとかそういうこと考えてる気がする。気がするだけなのはやってるときは精神的にあっぷあっぷしてるから考える余裕がないからです。

 

なんで愛してなくちゃ愛されても満たされないんだろう。

わからないけど、たぶん心の器があったなら自分が望んでるのは砂糖なのにそこに味の素注ぎ込まれてる感じ。もしくは違う器に入ってく感じ。

 

好きなひとってすごいんだよ、連絡がきただけでほわってするし手繋いだらぽかぽかするしぎゅってしたらなんかじわーってなる。

このじわーが愛し愛されてることによる承認欲求の充足感なんだと思う。なんでかはわからない。でもすごい。

 

人はたぶん自分を埋めるのに仕事で得られる達成感とか色んなものがあるんだと思うんだけどわたしは寂しさとかつらさを埋めるのが恋人からの愛情しかなくてそこが現状一番だめだと思う。

もっと自分で行動して自分で自分を認めてあげられるようにならないと恋人の負担がすごくてそのうち破綻してしまう気がする。こわい。

 

わたしも自立したい。